職員数名で5日かけても終わらない業務が完全自動化!オートコールでアプローチ数を最大化させる方法とは

鴻巣市役所

  • 業 界
    公務
  • 活用事例
    SMS 発信IVR 着信IVR
  • 事業内容
    国民健康保険の加入者を対象とした、特定健診の運営、および受診勧奨事業
  • URL
    https://www.city.kounosu.saitama.jp/
導入前
特定健診の受診率向上を目指し、健診未受診者の方々に対して職員が一件ずつ手作業で電話をかける直接勧奨を行っていた
導入後
約900件のアプローチを6日間で完遂し、これまでつながらなかった市民への案内と職員の負担大幅削減を実現した

窓口業務と並行する架電作業。職員数名で5日間かけても終わらない「人力勧奨」の限界。

中野様の業務内容について教えてください。

中野様:国民健康保険の加入者を対象とした、特定健診の受診勧奨業務や保健指導を行っています。

オートコールサービスを検討した背景をお聞かせいただけますか?

中野様:以前は、健診未受診者への電話勧奨を職員が手作業で行っていました。800〜1,000名の対象者に対し、職員数名が5日間かけても完了できない状況を改善するため、業務の自動化を検討しました。
また、通常業務と並行しながらの架電作業は大きな負担であり、職員がより専門的な業務に注力できる環境を整える必要があり、AIによる自動電話を活用した新たな方法を検討しました。

ソクコム導入前はどのような課題がありましたか?

中野様:以前は、800人から1,000名に及ぶ健診未受診者に対し職員が手作業で電話勧奨を行っていましたが、数人がかりで5日間を費やしても完了できない膨大な手間とコストを要していました。
通常業務の圧迫や日中の低接続率、折り返し対応に伴う引き継ぎ工数の増大が大きな課題でした。

日中不在の「つながらない壁」をAI電話×SMSで突破。900件のアプローチに加え、ロボットによる折り返し対応も自動化

ソクコム導入後はどのような変化がありましたか?

中野様:以前は職員が数日がかりで行っていた約900件のアプローチを、わずか6日間で完了することができました。
日中つながらなかった市民の方に対して、確実に受診勧奨のメッセージを届けることができました。
勧奨業務に割いていた職員の時間が削減され、窓口対応や専門的な保健指導など、他の重要な業務に注力できるようになりました。

ソクコム導入の決め手は何でしたか?

中野様:インターネットで「AI電話」「自動電話」などのキーワードで検索し、4〜5社を比較検討しました。
その中でもFoonzさんは私たちの予算感にフィットした納得感のある料金体系だったことが大きな決め手になりました。

今後取り組まれたいことや当社への期待があれば教えてください。

中野様:今後は、本施策が本来の目的である『受診』にどう結びついたかを精査していきます。AIで完結できる内容と、職員が直接介在すべき内容を切り分け、それぞれの役割を最適化することで、これまで以上に質の高い受診勧奨の仕組みを構築していきたいと考えております。
今後の期待としては、データから自分たちが本当に欲しい情報だけを、集計したり抽出したりできる機能があれば非常に助かるなと思っています。
また、管理画面の左側の項目も、その時々に必要なものだけを表示させるようなカスタマイズができれば、操作もよりスムーズになりますし、さらに使い勝手が良くなるのではないかと期待しています。

貴重なお話をありがとうございました!

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