【商社/BPO】テレアポ代行のアウトバウンド架電を効率化|月約2万件を接続率76〜77%で運用

「気合いの営業」から、「気合×IT」の高生産性稼働へ!

「気合いの営業」から、「気合×IT」の高生産性稼働へ!

会社名

久野商事株式会社様

業界

BPO

活用機能

ソクコムForOutbound/発信CTI

事業内容

「輸入貿易業」「再エネ事業」「マーケティング代行(BPO)」の3本柱。海外から建築資材・発電所資材・雑貨を輸入し、販売・施工まで一貫対応する商社です。

導入前

BPO事業においてリスト作成ツールから直接架電できず、書き出したリストを手動で架電。データ管理も従量課金でコストが膨らみ、録音・活動ログも残らず品質管理に手を焼いていた。

矢印

導入後

クリックコールでスモールスタートし、月間約10,000件の架電から、3ヵ月で2倍の約20,000コールまで事業を拡大!人力で架電していた際の接続率がリスト対約80%に対して、システム導入後も80%を維持。同じ人数で2倍以上の成果を残すことに成功。更に全通話の録音と文字化によってクライアント様への価値提供フローの仕組み化を達成。

久野商事株式会社は、海外製品の輸入・販売を手がける商社です。近年、マーケティング部が新しい事業として「営業代行・テレアポ代行(電話営業の代行サービス)」を立ち上げ、その運用の土台としてクラウド電話サービス「ソクコム」を導入しました。今回は、部門を率いる日比様にお話を伺いました。

ツールの分断と"気合い頼み"からの脱却──提案で返す対応力が決め手に

― 普段、ソクコムはどのような業務で使われていますか。

日比様:新規事業として立ち上げた営業代行・テレアポ代行のアウトバウンド(架電)業務で使っています。作成したリストに複数のメンバーで架電し、その結果やメモを顧客ごとのデータとして記録・管理しています。マーケティング部で更なる利益を生むための新規事業として、このテレアポ代行を始めました。だからこそ「どう効率よく、品質を保って回すか」が事業そのものの成否に直結するんです。

― 導入を検討された背景にはどのようなことがあったのでしょうか。

日比様:入口は「テレアポでかかる通信費を抑えたい」という、わりと素朴な相談でした。ただ、岩岡さんと話していくうちに、本当の課題は”バラバラなツールをまとめること”と、”今後の事業拡大を見据えて活動の記録をきちんと残していくこと”なんだと整理されていきました。次のステップに進む節目でもあり、単なる通話コスト削減ではなく、事業の土台づくりとして早く手を打つ必要がありました。

― ソクコム導入前は、どのような課題を感じていらっしゃいましたか。

日比様:とにかく使うツールが分断されていました。リスト作成ツールから直接電話がかけられないので、リストを一度書き出してスプレッドシートに貼り付け、メンバーが1件ずつかけていく、という運用です。リスト管理も架電工数もとにかく無駄な工数が多かったです。

さらに深刻だったのは、記録を残すのに別のツールを使わないといけなかった点です。通話録音も活動ログも残すのに手間がかかるので、誰がどんな話をしたのか後から追うのが大変でした。品質のチェックも時間がかかりますし、リスクもあり、正直なところ「気合い」で乗り切っていました。事業として伸ばしていくには、この属人的な状態から抜け出さないといけないと感じていました。

― 数あるサービスの中で、ソクコム導入の決め手は何だったのでしょうか。

日比様:いちばんは「対応力」です。他社さんだと、こちらが要望を出すと「それは難しいです」「できるけど、やめた方がいいですよ」と、後ろ向きに返されることが多いんです。それだと「できない会社」という見え方しかできない。でもFoonzさんは、同じ要望に対して「こうすれば実現できますよ」と、必ず前向きな提案で返してくれる。それを”できるようにする方法を考える会社”だと感じました。対応のスピードも早く、いろいろな外注先を使ってきた中でもトップクラスの対応力だと思っています。

もう一つは、進め方が現実的だったこと。今のスプレッドシート運用をいきなり全部変えるのではなく、まずはクリックコールから始めて、段階的にリスト管理や基幹システム連携へ広げていく、というロードマップを示してくれました。現場を止めずに始められる、という安心感が大きかったですね。

月約2万件を品質そのままで──数字で表れた成果

― 実際にソクコムを導入されてから、どのような変化がありましたか。

日比様:「気合い頼み」だった営業を、品質を落とさずに一気に件数を伸ばせました。

発信件数電話がつながった割合
4月 約9,000件 約77%
5月約16,000件 約76%
6月約20,000件 約77%
累計約45,000件(そのうち接続が約35,000件) 約77%

※2026年3月2日〜6月30日(本格稼働は4月〜)。全発信約45,000件を分母に、通話につながった件数を集計。

発信件数を4月から6月で約2.2倍(約9,000件→約20,000件)に増やしても、電話がつながった割合は76〜77%とほとんど変わりませんでした。手作業では到底不可能な「月約2万件」というボリュームまで行動量を引き上げつつ、品質は落ちない。「誰がかけても一定の品質になる仕組み」ができたと感じています。

記録の面でも進化がありました。「担当者が不在(メモは明確に)」といった質の高いステータス入力が、4月の331件から6月には3,231件へと、わずか2か月で約10倍に増えたんです。「ただ電話をかけるだけ」から「次につながる情報を残す」やり方へ、現場の文化が変わってきています。

― 成果につながった要因や、効果的だった取り組みを教えてください。

日比様:通話録音と文字起こし・議事録が残るようになったことが大きいです。これまで個人の力量任せだったテレアポの品質管理が、記録をベースにできるようになりました。BPO(業務代行)事業でいちばんの課題は「クオリティをどう担保するか」なんですが、記録が残ることで、それが少しずつ実現できています。

この分野はとにかくスピード感が大切だと思っています。現場では課題が生まれるスピードも速いので、それに追いつける仕組みでないと意味がない。Foonzさんはそこに前向きに伴走してくれるので、安心して任せられています。

AIとカスタマイズで描く、テレアポ代行の次のかたち──これからの展望

― 日比様はAI活用にも積極的だと伺いました。ツールに対する考え方を教えてください。

日比様:システムはシンプルで使いやすいのが一番だと思っています。多機能すぎると、いろんな会社の「あれもやって、これもやって」という声で余分な機能が集まってきて、結局は誰にも刺さらないものになりがちなんですよ。だから理想は「1つの機能に特化して、あとは全部カスタムできる」形。たとえば架電も、アルバイトにはオートコール、社員にはクリックコール、というように用途で使い分けたい。それが1つのフォーマットの中で切り替えられると、すごく使いやすい。

私自身、今はClaude Codeを毎日のように使っていて、色々なツールを作っています。専門知識がなくても、指示を出すだけである程度作れてしまう。AIが普及するほど、既製品をそのまま使うより”自社に合わせてカスタムできる”要素の価値が高まると感じています。だからこそ、電話回線やインフラのようなプロの領域はソクコムのAPIを活用させてもらいながら、自社の運用に合わせた形を作っていけたら理想的だなと。

― 今後、ソクコムをどのように活用して事業を広げていきたいですか。

日比様:構想は2つあります。1つはテレアポ代行の業務に付加価値を付けること。例えば、ただ架電した結果だけでなく、弊社の考察や対応履歴、クライアント様の為になる情報を一緒に提供することも可能です。文字起こしも毎回開くのは面倒なので、LINEのようなチャット形式でサッと確認できると振り返りが速い。さらに1コールごとに「何が課題で、どう改善すべきか、次はどうかけるべきか」までAIの分析機能を付ければ、お客様にも有益な情報を提供できてwin-winな関係が築けます。

もう1つは、AIによる自動採点です。通話データを項目ごとに採点してオペレーターをランク付けし、点数の高い人を指名できる仕組みにしたい。点数が高い人ほど評価を得られる仕組みにすれば、本人のモチベーションにもなり、より良いトークを追求するようになる。結果としてお客様・オペレーター・当社の三方が得をする形になります。この領域はFoonzさんも機能として取り組んでいくと聞いているので、一緒に育てていけたら嬉しいですね。

― 開発への参加にも関心をお持ちされてると伺いました。

日比様:はい、Foonzさんが構想している情報交換会や日々の壁打ちは積極的に活用させて頂きたいと思っています。ユーザーの声がそのまま機能になっていくのは面白いですし、将来的には、自分が作ったシステムを逆にFoonzさんに導入してもらう、なんてことになっても面白いなと(笑)。それくらい、長く深く関わっていきたいサービスです。

― 最後に、当社へのご要望やご期待があればお聞かせください。

日比様:Foonzさんとは、これからもお付き合いしていきたいと思っています。もっと良くなりそうな部分は正直ベースで毎回相談させていただき、お互いの事業の価値を高めていきたいです。もちろん私も、いろいろ勉強させてもらいたいです。前向きに提案をし合える関係を、これからも続けていけたらと思っています。

貴重なお話をありがとうございました! 引き続き、貴社のお力になれるようサービス向上に努めてまいります。

同業種の企業様へ

営業代行・テレアポ代行などのBPO(業務代行)事業として、大量の架電を「人手」と「気合い」で回している企業様にとって、久野商事株式会社様の事例は再現性の高いモデルケースです。

現場のスプレッドシート運用を止めずにクリックコールからスモールスタートでき、通話録音・文字起こしで品質を仕組みとして担保。件数を伸ばしても接続率を落とさず、活動ログを”次につながる資産”として残せます。さらに、記録の納品物化やAIによる品質評価まで見据えれば、テレアポ代行そのものの単価・付加価値を引き上げていくことも可能です。

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