展示会リードの商談化率を上げる『即時電話追客』と自動化のコツ
この記事で分かること
- 展示会リードの商談化率が伸び悩む本質的な要因と放置リスク
- AI架電(相手の返答に応じて自動で会話する電話)でアプローチ速度を高める仕組み
- AIと営業担当者が連携して案件化率を高める運用フロー5ステップ
- 追客自動化ツール選定の比較視点と、実際の導入成果イメージ
即時追客とは、展示会やWebで獲得したリードに対し数分〜当日中に架電する営業手法で、見込み客の熱量が高いうちに接点を持つ仕組みのことです。
初動の架電スピードを高める設計により、競合他社に先んじた商談設定がしやすくなります。
展示会リードの商談化率が伸び悩む理由|有人対応の限界と属人化した追客プロセス
展示会リードの商談化率が伸び悩む本当の要因は、有人対応の限界と、名刺獲得後の一次対応が特定担当者に集中する属人化にあります。
弊社の独自調査「AI化の境界線に関する調査」(2026年3月/CS・コールセンター運営に関与する担当者1,012人回答)では、88.4%が現状の有人対応のみの体制に「限界」を感じていると回答しました。
別調査「AI問い合わせ対応の導入における前提条件」(2026年5月/担当者1,002人回答)では、約7割の企業で問い合わせ対応が個人のスキルに依存しており、明確なマニュアルが整備されている企業は3割未満(27.4%)にとどまっています。
展示会後の追客もこの構造から自由ではありません。「誰が・いつ・どこまで対応するか」が定まらないまま、名刺データ化やSFA(営業活動の管理システム)入力に追われて数日を要するうちに、来場者の記憶と関心は薄れていきます。
営業担当者が通常業務と並行して数百件の新規リストへ架電する体制では、全件アプローチは物理的に難しくなります。
AI導入に期待する効果として上位に挙がるのが「一次対応の削減」(38.6%)「問い合わせの取りこぼし防止」(37.0%)「オペレーターの負荷軽減」(36.8%)です。
担当者が抱え込む一次対応をAIに預ける設計こそが、追客の遅れとリード流出を同時に解消する筋道になります。次章では、その一次対応を担うオートコール(あらかじめ設定した電話番号へ自動発信する仕組み)とAI架電の中身を確認します。
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弊社独自調査「AI化の境界線に関する調査」(2026年3月/CS・コールセンター運営に関与する担当者1,012人回答)の詳細レポートを無料でダウンロードいただけます。
有人対応の限界とAI×人の理想的な役割分担が、データで見えます。
アポ率を変える即時架電の仕組みとAI架電の活用法
AI架電とは、顧客データベースに名刺情報が登録された直後に自動で電話を発信し、相手の返答内容を聞き取って会話を進める仕組みのことです(ソクコムでは自然な言葉で対話できるAI電話として搭載)。

従来のオートコールが録音音声を一方的に流すだけだったのに対し、AI架電は「資料の内容を確認したい」「一度話を聞いてみたい」といった相手の言葉に応じて、その場で日程調整の案内に切り替えたり、SMS(携帯電話のショートメッセージ)で資料URLを送ったりといった対応が可能です。
ここで、自動化ツール導入のメリットとデメリットを整理します。
メリット
- 獲得後すぐに全件へ架電できるため、通電率と関心度が最も高い状態で接触できる
- 担当者の手作業架電工数を大幅に削減し、コア業務へ集中できる
- 会話ログやヒアリング結果が自動でデータ化され、案件管理の精度が上がる
デメリット
- 高度で複雑な商談交渉はAI単体では完結できない(その場合は、通話中に営業担当へ電話をつなぐ運用(内線・外線転送)で解決できます)
- 初期設定でシナリオ構築の手間が発生する(その場合は、導入に伴走する専門サポートを活用することで回避できます)
自社に向くケースは「展示会で一度に数百件以上のリードを獲得し、追客の手が回らない」場合です。年間数件の超大手企業を狙う営業方針の場合でも、AI架電で初回のお礼と日程調整だけを自動化し、商談本体は営業担当者がじっくり対応するといった、担当者主体の設計に切り替える使い方が可能です。展示会リードの即時追客の用途ならソクコムを活用することで、属人化を防ぎながら効率的なアプローチ体制を確立できます。続いて、従来システムとソクコムの具体的な違いを見ていきましょう。
従来の電話システムとソクコムの比較・選び方
追客ツール選びでは、導入の容易さ、コストパフォーマンス、AI技術による柔軟な対話機能の3点を軸に比較すると、自社に合うツールを見極めやすくなります。
主な比較項目を、従来の一般的なシステムと並べて整理します。
| 比較項目 | 従来の一般的なシステム | ソクコム |
|---|---|---|
| 初動架電速度 | ×(手動またはバッチ処理で数日を要する) | ◯(データ連携でタスク起動と同時に自動発信) |
| 対話の柔軟性 | △(決まったボタン操作や固定音声のみ) | ◯(相手の返答内容に応じて会話が進むAI対話) |
| 導線連携機能 | △(電話のみで完結することが多い) | ◯(通話中のSMS即時送信や着信ポップアップ表示に対応) |
| 導入の手軽さ | ×(専用機器や回線工事が必要で高額) | ◯(Google Chromeで動作するため専用機器・回線工事は不要で最短3営業日稼働) |
| 月額基本料金 | ×(数十万円の固定費が発生) | ◯(1ユーザー1,480円/月〜のサブスクリプション型) |
料金は、1ユーザー1,480円/月〜、1チャネル2,000円/月〜と小規模構成から柔軟に始められるため、出展規模やインサイドセールスの体制に応じて経済的な運用を組み立てやすい構造です(※料金の詳細は最新版をご確認ください)。次は、AIと人を組み合わせた運用フローの設計手順を解説します。
AI自動架電と人の営業を組み合わせた「ハイブリッド追客フロー」
商談化率を最大化する秘訣は、AIが最初の電話とヒアリングを担当し、関心が高い相手だけを営業担当者へ引き継ぐ運用にあります。

自動化ツールを導入する際は、次の順番で追客フローを構築します。
- 展示会会場で獲得した名刺をスキャンし、ソクコムのデータベース(顧客管理機能)へ一括登録する
- AI架電で全件へ即時発信し、お礼とニーズヒアリングを実施する
- 導入検討の意思を示した見込み客へ、資料用SMSを自動送信する
- 具体相談を希望する見込み客の通話のみ、インサイドセールス担当者へ電話をつなぐ(内線または外線転送)
- 不通だった顧客には、タスクのリダイヤル設定で自動再架電、または時間帯を変えてSMSリマインドを実施する
ソクコムは展示会後の大量リード追客の用途に強みがあるシステムです。実際の導入現場では、フォローコール業務の工数を約80%削減した例があります(株式会社Wiz様の導入事例/IT総合商社・通信)。
またインサイドセールスでは、業界水準1〜2%とされるアポ率を約4%へ引き上げ、アポ単価2,000円未満を実現した例もあります(Weeee株式会社様の導入事例/人材・通信)。
AIに最初の電話と関心度の見極めを任せることで、人は角度の高い案件の商談化に専念できます。最後に全体の要点を振り返りましょう。
まとめ
展示会リードの商談化率を高めるには、有人対応の限界と属人化した追客プロセスを、AI架電で解きほぐす設計が欠かせません。
人の手作業だけに頼る追客運用にはリソースの限界があり、多くの見込み客を取りこぼすリスクが生じます。
AI架電で即座に一次アプローチを行い、関心の高いリードを効率よく営業担当へ引き継ぐ構造を作ることで、コストを抑えながら商談獲得数を大きく増やせます。
まずは自社の架電プロセスを見直し、自動化できる領域の切り出しから検討を進めてみてください。ここまでの内容を踏まえ、次のアクションは下のCTAから選んでいただけます。
📌 今の検討状況に合わせて選んでください
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よくある質問
Q1. AI架電に対して、顧客から嫌がられる心配はありませんか?
A.丁寧で自然な対話シナリオを設計することで、不快感を与えずに案内できます。展示会のお礼や資料送付の確認など、相手にメリットのある文脈で発信するため、良好なコミュニケーションを維持しやすい仕組みです。
Q2. 導入までにどれくらいの準備期間が必要ですか?
A.ソクコムはGoogle Chrome上で動作するシステムのため工事や専用機器が不要で、最短3営業日で運用を開始できます。シナリオ構築のサポート体制も整っているため、初めての導入でも立ち上げがスムーズです。
Q3. 既存のCRM(顧客情報の管理システム)やSFAと連携できますか?
A.外部公開API(外部システムとデータをやり取りする接続機能)とWEBフック機能(イベント発生時に外部システムへ自動通知する機能)が標準装備されているため、お使いのCRMやSFAと架電データ・ヒアリング結果を自動連携できます。
Q4. 展示会当日の名刺スキャンから、実際にAI架電が発信されるまでどのくらいかかりますか?
A.データベースへの登録が完了した時点で、タスクの起動と同時に自動発信が始まる設計のため、名刺スキャン→データ化→登録の流れをリアルタイム連携させれば、当日中の発信が可能です。翌営業日朝の一括発信など、時間帯を絞って稼働させる運用も選べます。
Q5. AI架電で獲得したアポの商談化率は、通常の架電と比べて下がりませんか?
A.関心度の高い相手だけを担当者へ引き継ぐ設計にすれば、担当者が対応する母数は絞られますが、事前ヒアリング内容が引き継がれるため、初回商談の準備がしやすくなります。結果として、案件化に至る比率を維持しながら架電工数だけを大きく減らせます。
監修: 阿野 正貴
CTI製品に精通した、BtoC・BtoBテレアポ、コールセンター拠点立ち上げの専門家。急成長ベンチャー企業のコールセンターにてテレアポスタッフとして入社後、1年以内にトップ成績を上げ、BPO事業のアウトバウンド・インバウンドのコールセンター拠点立ち上げ責任者に抜擢。最大100席以上の大規模拠点をゼロから複数立ち上げた実績を持つ。2021年Foonz株式会社入社後、CTIツールの営業拡販、CPaaS・CTI製品開発の監修等に携わり現職。
“あらゆる電話業務を自動化し、
コア業務に集中できる環境を創る”
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