クラウドPBXおすすめ10選|選び方とメリットを徹底比較
この記事でわかること
- クラウドPBXとは何か、その仕組みと利用シーンがわかる
- 導入で得られる5つのメリットと、知っておくべき注意点を解説
- 失敗しないための「7つの比較ポイント」がわかる
- 料金・機能で比較したおすすめクラウドPBX10選を紹介
クラウドPBXとは?仕組みを分かりやすく解説
クラウドPBXとは、インターネット経由で電話の発着信・内線・転送などを利用できるシステムです。従来オフィスに設置していたPBX(電話交換機)をクラウド上に置くことで、場所や端末を問わず会社の電話環境を使えるようにします。

物理的な機器の設置が不要なため、初期費用や保守コストを抑えられるのが最大の特徴です。スマートフォンやPCからも利用でき、リモートワークや出張先でもオフィスと同じ電話環境を再現できます。
[H3] クラウドPBXとオンプレミス型PBXの違い
両者の違いは「電話交換機をどこに置くか」です。下表に整理しました。
| 比較項目 | クラウドPBX | オンプレミス型PBX |
|---|---|---|
| 設置場所 | クラウド(事業者側) | 自社オフィス |
| 初期費用 | 低い(工事不要のものが多い) | 高い(機器購入・工事が必要) |
| 導入スピード | 最短数営業日 | 数週間〜 |
| 利用場所 | どこでも(要ネット環境) | 基本オフィス内 |
| 保守 | 事業者が対応 | 自社・委託先で対応 |
コールセンター現場でも、拠点増設のたびに発生していた配線工事や交換機更新の負担が、クラウド化によって大きく軽減されたという声が多く聞かれます。
クラウドPBXの主な利用シーン
クラウドPBXは、テレワークやフレックス制を導入する企業、複数拠点を持つ企業、コールセンター運営など幅広いシーンで活躍します。社員は場所を問わず会社番号で発着信でき、拠点間の内線通話による通信コスト削減も可能です。柔軟かつ安価な通信手段として、業種を問わず採用が広がっています。
クラウドPBXの主な機能一覧
クラウドPBXは、電話対応業務を効率化する標準機能を備えています。代表的な機能は以下のとおりです。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 内線・外線通話 | 社内外の通話を円滑に行える |
| 転送機能 | 通話を他の担当者・番号へ転送 |
| 通話録音 | 通話内容を録音し後から確認できる |
| 共通電話帳 | 全ユーザーで連絡先を共有 |
| 保留・パーク保留 | 通話を一時保留、他端末で引き継ぎ可能 |
| 音声ガイダンス | 営業時間外案内などを自動再生 |
| 留守番電話 | 不在時のメッセージを録音 |
さらにオプションとして、IVR(自動音声応答/問い合わせを自動で振り分ける機能)、CTI(着信時に顧客情報をPC画面に表示する仕組み)、CRM/SFA連携などを備えるサービスもあり、受電業務の効率化に直結します。
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クラウドPBXを導入する4つの目的
企業がクラウドPBXを導入する代表的な目的は、次の4つに整理できます。
電話業務をテレワーク対応させたい
スマートフォンやPCから会社番号で発着信・内線通話ができるため、オフィス外でもスムーズな連絡が可能になります。配線工事が不要でコスト面のメリットも大きいのが特徴です。
新たに電話環境を構築したい
専用アプリのインストールだけで会社番号を使った運用が可能。機器設置が不要なため初期費用を抑え、短期間で導入できます。停電の影響を受けにくく、停電の影響を受けにくいため、災害や急なトラブルが起きても業務を止めずに続けやすいのもメリットです。
受電業務を効率化したい
着信時に顧客情報を自動表示するポップアップ機能や、IVRによる問い合わせの自動振り分けでオペレーターの負担を軽減できます。CRM/SFA連携により、顧客情報を確認しながらの対応も可能です。
BCP(事業継続計画)対策を強化したい
BCP(災害や緊急時に事業を継続するための計画)の観点でも有効です。オフィスが使えなくてもネット環境さえあれば会社番号で対応でき、設備をクラウドに集約しているため物理的被害の影響を受けにくいとされています。
クラウドPBX導入の5つのメリット
クラウドPBXの導入メリットは、コスト削減・業務効率化・リモートワーク促進・社用携帯不要・BCP対策の5点に集約されます。
- コスト削減:設置工事や機器購入が不要で初期費用を圧縮。社員同士の内線は無料、拠点間通話料も削減できます。
- 業務の効率化:どこからでも会社番号で受発信が可能。CTIやネットFAXなどビジネスフォンを超える機能で業務全体を効率化します。
- リモートワーク促進:自宅からでもオフィスと同じ電話対応が可能になり、柔軟な働き方を後押しします。
- 社用携帯が不要:個人端末を業務利用でき、端末購入・管理コストを削減。入退社時の端末手配も不要です。
- BCP対策:停電・被災時もネット環境があれば業務を継続でき、データ喪失リスクも軽減されます。
クラウドPBX導入前に知っておきたい注意点
メリットの多いクラウドPBXですが、インターネット回線に依存するための注意点もあります。導入前に以下を確認しましょう。
- 通信が不安定になる場合がある:Wi-Fiが弱い場所や回線混雑時に、通話が途切れる・ノイズが入ることがあります。
- 特定の番号につながらないことがある:110番・119番などの緊急通報は、IP電話番号(050番号)だと発信制限がかかる場合があります。緊急時の代替手段の確認が必要です。
- 市外局番が使えない場合がある:「050」番号が割り当てられるケースがありますが、事業者が該当エリアに設備を持てば全国の市外局番に対応可能なケースも増えています(参考:NTT東日本の番号ポータビリティ情報)。
- 音質はサービスによって差がある:総務省の「クラスA」品質基準を満たすサービスを選ぶと安心とされています。価格だけでなく事業者の信頼性を確認しましょう。
失敗しないクラウドPBXの選び方|7つの比較ポイント
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クラウドPBXは機能だけでなく、運用面・サポート面まで含めて比較するのが失敗しないコツです。確認すべきポイントは次の7つです。
- 対応できる導入規模:将来の拡張を見越し、回線数・ユーザー数の上限や追加料金を確認する。スモールスタートできる柔軟性も重要。
- 現在の番号を引き継げるか:番号ポータビリティ対応かを確認。引き継げないと名刺・Web・広告の更新コストや連絡ミスのリスクが発生します。
- 通話品質は安定しているか:業務効率と顧客満足に直結。無料トライアルで自社環境での品質を事前確認するのがおすすめです。
- 内線通話・転送が使えるか:端末間の内線可否や同時転送機能の有無を確認。取りこぼし防止に有効です。
- 外部システムと連携できるか:Salesforce等のCRM、Google Workspace・Microsoft 365との連携可否を確認。インサイドセールスでは特に重要です。
- サポート体制が充実しているか:導入支援の有無や、24時間365日対応かどうかを確認しましょう。
- 機能が豊富か:通話履歴管理、IVR、録音、CTIなど自社業務に必要な機能がそろっているかを見極めます。
選定時に意外と見落とされがちなのが「導入後の運用負荷」です。ソクコムの視点では、機能の多さよりも“設定変更を現場が自分で行えるか”が定着の分かれ目になると考えています。音声フローをドラッグ&ドロップで構築できるノーコード設計のように、専門知識なしで運用できる仕組みかどうかを確認することをおすすめします。
クラウドPBXおすすめ10選を徹底比較
ここからは、料金・特徴の異なるおすすめクラウドPBX10選を比較表とあわせて紹介します(料金・仕様は記事執筆時点の情報のため、最新は各公式サイトでご確認ください)。
| サービス | 月額目安 | 特徴 | こんな企業向け |
|---|---|---|---|
| ソクコム | 1,480円〜/ユーザー | 人×AIで電話業務を自動化。最短3営業日・工事不要 | 電話業務の自動化・効率化を狙う企業 |
| Zoom Phone | 2,350円〜 | 定額制で地域番号も選択可 | コスト重視・Zoom活用企業 |
| BIZTEL | 要問合せ | 2,000社以上導入のコールセンター向け | 大規模・コールセンター運営 |
| トビラフォンCloud | 要問合せ | 迷惑電話フィルター・録音テキスト化 | リモートワーク中心の企業 |
| MediaCalls | 要問合せ | ACD・CTI等を標準装備 | コスパ重視のコールセンター |
| MiiTel Phone | 要問合せ | AIが通話を分析し営業を支援 | 営業力・成約率を高めたい企業 |
| telmee | 要問合せ | ブラウザ完結の自動架電サービス | 大量発信・緊急連絡用途 |
| MOT/TEL | 要問合せ | 050番取得が簡単・転送無料 | 番号体系を柔軟に選びたい企業 |
| VoiceX | 要問合せ | クラスA高音質・番号そのまま移行 | DX・高音質を重視する企業 |
| GoodLine | 要問合せ | 工事不要・全国同一内線 | 多拠点・標準機能重視の企業 |
各サービスの概要を補足します。
- ソクコム:電話・SMS・IVRなどの機能を必要な分だけ選べるコミュニケーションAIエージェント。月額1,480円から、ネット環境があれば最短3営業日で開始でき、工事不要。既存番号の引き継ぎ・新規発番にも対応します。
- Zoom Phone:低価格の定額制で、050番号や「03」「06」などの地域番号を選択可能。最短2週間で導入でき、24時間日本語サポートを完備。
- BIZTEL:2,000社以上に導入されたクラウド型コールセンターシステム。音声認識・生成AIを活用し、CRM/SFA連携やセキュリティプランも充実。
- トビラフォンCloud:会社番号での発着信、IVRによる振り分け、録音・テキスト化に対応。迷惑電話フィルターやCRM連携も備えます。
- MediaCalls:IP-PBX・ACD(着信を均等に振り分ける機能)・CTI・通話録音を標準装備したオールインワン型。オンプレ/クラウドを選べます。
- MiiTel Phone:AIがトーク内容やタイミングを分析し、成約率向上や新人教育を支援。スコアリングやキーワード認識機能を搭載。
- telmee:インストール不要・ブラウザ完結の自動電話サービス。AI音声合成による案内で、災害通知やフォローコールに対応。
- MOT/TEL:スマホ・PCを内線化。050番取得が簡単で転送無料。フルクラウド型と市外局番型から料金プランを選べます。
- VoiceX:会社電話をクラウド化する次世代型。クラスA高音質と通話データ解析で「見える電話業務」を実現し、番号そのまま移行が可能。
- GoodLine:工事不要で導入でき、全国同一内線・録音・モニタリング・ポップアップ表示など豊富な標準機能を備えます。
人×AIで電話業務を自動化するなら「ソクコム」
クラウドPBXの先にある「電話業務そのものの自動化」まで見据えるなら、ソクコムが有力な選択肢です。ソクコムは、AIが架電・受電・初動対応といった“泥臭い電話業務”を巻き取り、人は最高のパフォーマンスを発揮することに集中できる「人×AIのハイブリッドオペレーション」を実現します。
- 架電AIエージェント:リスト自動発信に加え、特許取得済みの「留守電自動検知・吹込機能」を搭載。オペレーターはつながった会話だけに集中できます。
- 受電AIエージェント:IVRで1次受付・予約変更・営業時間外対応を24時間365日無人化し、重要案件のみ有人へシームレスに引き継ぎます。
- 即電AIエージェント:Web問い合わせや資料請求から数秒〜1秒以内に自動架電・SMS送信。顧客の関心が最高潮のタイミングで競合より早くコンタクトし、商談化率を高めます。
さらに、ノーコードの音声フロー設計、Salesforce等とのAPI連携、通話後にAIが自動でテキスト化・要約してCRMへ書き込む機能により、手入力ゼロの運用が可能です。
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よくある質問(FAQ)
Q1. クラウドPBXとは何ですか?
A. インターネット経由で電話の発着信・内線・転送などを利用できるシステムです。電話交換機(PBX)をクラウド上に置くことで、機器設置なしに会社の電話環境をどこでも使えます。
Q2. クラウドPBXとビジネスフォンの違いは?
A. ビジネスフォンはオフィスに機器を設置するのに対し、クラウドPBXはクラウド上で提供されるため工事が不要です。スマホ・PCから利用でき、初期費用やリモート対応の面で差があります。
Q3. クラウドPBXの料金相場はどれくらいですか?
A. サービスにより幅がありますが、ユーザー単位で月額1,000〜3,000円程度が一つの目安とされています。別途、初期費用・通話料・電話番号料などの従量課金が発生する場合があります。
Q4. 利用人数が少ない・1回線だけでも導入できますか?割高になりませんか?
A.多くのクラウドPBXはユーザー単位・機能単位の従量課金のため、少人数や1回線からでも無駄なく始められます。物理的な機器や工事が不要な分、むしろ小規模ほど初期費用を抑えやすいのが特徴です。たとえばソクコムは1ユーザー月額1,480円から、必要機能だけを選べるため、「使わない機能にお金を払う」状態を避けられます。まずはスモールスタートし、増員にあわせて拡張する運用がおすすめです。
Q5. 今使っている電話番号はそのまま使えますか?
A. 番号ポータビリティ対応のサービスなら引き継げる場合があります。ただし回線種別やエリアにより条件が異なるため、導入前に必ず確認しましょう。
Q6. 導入までどのくらいかかりますか?
A. 工事不要のサービスでは最短数営業日〜2週間程度が目安です。たとえばソクコムはネット環境があれば最短3営業日で利用を開始できます。
Q7. 通話品質は固定電話と比べて問題ありませんか?
A. インターネット回線の品質に左右されますが、総務省の「クラスA」基準を満たすサービスを選べば固定電話に近い品質が期待できるとされています。無料トライアルで自社環境を確認するのがおすすめです。
まとめ|自社に合うクラウドPBXで電話業務を効率化しよう
クラウドPBXは、コスト削減・業務効率化・リモートワーク促進・BCP対策に有効なツールです。選定では「導入目的・規模・連携システム・サポート体制」を軸に、7つの比較ポイントで候補を絞り込むことが成功のカギになります。
電話業務の「対応」だけでなく「自動化」まで踏み込みたい場合は、人×AIのハイブリッド運用ができるソクコムもぜひ比較対象に加えてみてください。自社に最適な1社を選び、生産性向上につなげましょう。
監修: 阿野正貴
Foonz株式会社 執行役員(兼 CP事業本部 副本部長)
急成長ベンチャー企業のコールセンターにて、テレアポスタッフとして入社後、
1年以内にトップ成績を上げて、BPO事業のアウトバウンド・インバウンドのコールセンター拠点立ち上げの責任者に抜擢される。
最大100席以上の大規模拠点を、ゼロから複数の立ち上げ実績あり。
2021年Foonz株式会社に入社後、CTIツールの営業拡販、CPaaS、CTI製品開発の監修等に携わり、現職に至る。
CTI製品に精通した、BtoC,BtoBテレアポ、コールセンター拠点立ち上げの専門家。
“あらゆる電話業務を自動化し、
コア業務に集中できる環境を創る”
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